MISSION 17『JOURNEY HOME』で副大統領の演説が行われるスタジアムは、展示飛行で上空を飛び抜けることになるので、このミッションをプレイした者なら誰でも印象に残っていると思います。
しかし、そのスタジアムで様々な変化が起きていることに気付いた人がどれぐらいいるでしょうか?
なにせ、編隊を崩せない展示飛行や、膨大な敵機との空戦に忙殺されるミッションです。スタジアムの様子を確認するには、わざわざスタジアムに接近する必要がありますが、そのような暇があろうはずもありません。いや、正確にはその程度の暇は作り出せますが、わざわざ見に行く価値のある変化が起こるのだという予備知識がなければ、わざわざ見に行くことはないでしょう。
というわけで、こんな変化があるのだ!ということを確認しましたので紹介します。
段階表記の説明 §
以下の説明では、このミッションを4つの段階に分けて時期を示します。
第1段階は、ミッション開始から展示飛行が終了し、ムービーが入るところまで。
第2段階は、ムービー終了後から味方が来ないことが確定するまで。(残り時間のカウントが再始動されるまで)。
第3段階は、その後からチョッパー墜落ムービーまで。
第4段階は、ムービー終了後から、ミッション完了まで。
特に、第2段階と第3段階は、ムービーが入らずシームレスに連続するので、区別に注意して下さい。
青いサーチライト §
展示飛行で印象的に見える青いサーチライト。空に向かって綺麗ですが、これは第4段階では消灯されています。
巨大ディスプレイ §
スタジアムに設置された巨大ディスプレイがあります。
これには、第2段階までは人物が映っています。これが、演説を行っているアップルルース副大統領でしょうか。
しかし、第3段階以降は、EMERGENCY(だと思うが見えにくいので確認済みとは言えない)という文字が表示されるようになります。つまり、副大統領は避難済みということでしょうか。
観客 §
第2段階まで、観客はおとなしく所定の席に座っています。(いや、反戦歌を歌い続けているので、おとなしくはないか?)
しかし、第3段階になると、客席から中央部にかなりの人数が出てきている様子が見られます。避難移動が行われているのでしょう。
第4段階では、スタジアム内に観客の姿は見えません。
黒煙 §
第4段階でのみ、チョッパー機の残骸らしき箇所から、黒煙が立ち上っています。
この黒煙のため、巨大ディスプレイの内容確認がやりにくくなります。
結論、これは凝りすぎだ! §
こんな細かい描写を行っても、ほとんどのプレイヤーは気付かないと思います。
のんびりするゆとりとは無縁のミッションですから。
ですので、ある意味で過剰品質だと思います。
しかし、その過剰品質を実行してしまうことが、日本製ゲームの強みとも言えるのかも知れません。